選択肢を提示してくれる歯医者は優良

歯医者に行って虫歯があった場合、虫歯の部分を削って穴が開いた部分に詰め物をするという治療法方が一般的です。その場合、そこにどんな詰め物を入れるかによって、仕上がりの見た目が大きく異なります。健康保険が適用されるのは銀歯ですが、最近では若い人や女性では口を開けると目立つ銀歯ではなく、目立たない白色の詰め物を希望する人が増えています。もし、目立たないような治療がしたいと希望している人に銀歯を入れてしまえば、当然、満足度は低くなります。一方、虫歯治療にお金をかけたくないという人に対して「目立たない」という理由で健康保険が適用されない白色の詰め物を入れてしまうと、見た目は良くても患者さんの満足度は低くなってしまいます。

どんな治療を選択したいかは患者さん次第。歯医者は、可能な選択肢をいくつか提示して、患者さんに選ばせてくれる所がおすすめです。虫歯治療だけではなく、抜歯が必要な治療でも、インプラントばかりを勧めるクリニックよりは、差し歯や入れ歯、ブリッジ、インプラントなど複数の選択肢を提示して、それぞれのメリットやデメリットを説明しながら患者に選ばせる方が、歯医者に足を運ぶ側にとっては満足できる治療を受けられるのではないでしょうか。

歯医者にとっては、健康保険が適用されない自由診療の方が利益を大きく出すことができます。しかし、それを希望しない患者さんにまで押し付けるのでは悪徳と言われても仕方ありません。健康保険の適用有無や仕上がり、耐久性などいろいろな方面から各治療方法を説明するとともに、医師が勧める治療方針を提示するクリニックなら安心です。