カルテに時間をかける歯医者は良い医者!

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歯医者に通う人の多くは、1回きりの通院ではなく、何回か足を運び、一つの治療を少しずつ行っています。その際に、何回も足を運んでいるのに、まったく治療方針や治療内容を覚えていない医者だと、患者の側がイライラしてしまいます。良い歯医者かそうでないかをみわける方法の一つに、「カルテにどこまで時間をかけているか」というポイントがあります。


一日に数えきれないほどの患者さんの口の中を治療する歯医者は、一人一人と会話した内容や治療内容を正確に記憶できるわけではありません。コミュニケーションの中で思い出すことはあっても、必ずしも治療方針などを最初からはっきり覚えていることは少ないものです。そんな時に役立つのがカルテです。カルテには患者さんの悩みや不安から、治療方針やどこまで治療を行ったのかが詳細に記載されていて、良心的な歯医者なら、患者さんの治療前に軽く目を通しているはずです。

歯科医自身がカルテに記入をしているのか、それとも歯科助手が記入をするのかは、そのクリニックによっても異なりますし、どこまで詳細に記入するのかも異なります。しかし、診察台に乗った時に医師が前回の治療内容などを把握していた場合には、そこは悪くない歯科医院だと思って良いでしょう。さらに、治療とは関係ない雑談なども覚えていてくれたとしたら、かなり良心的で患者さん思いの医師と言っても過言ではありません。ぜひかかりつけの歯医者にしたいものです。