歯医者の将来性はどう?

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歯医者の将来性はどう?全国どこに行っても良く見かけるのは歯医者の看板とコンビニと揶揄されるほど、歯科医院は全国どこにでもたくさんあります。大学病院や総合病院の中に設置されている歯科は、一般的な虫歯の治療や歯のお掃除などの治療は行っていないことが多く、私たちが普段足を運ぶのは、街のあちこちで見かける小規模な歯医者。なんだか数が多すぎるような気がする人も多いのですが、これから歯科医師の資格を取得したいと考えている人にとっては、今後の将来性はとても気になります。

サラリーマンのように定年退職があるわけではない歯医者。その多くは歯科クリニックで働いています。医学部を卒業する学生の数は年間7500人ぐらいですが、歯学部の場合には単独の診療科で年間3000人ととても多くなっているため、日本が歯医者不足になる心配はないといえます。医学部を卒業して医師になった場合と、歯学部を卒業して歯科医師になった場合を比べると、働き始めてからの収入が医師と歯科医師とでは大きな差があります。そのため、毎年多くの新米歯科医師を輩出していても、全員が街の歯医者として活躍できるというわけではないようです。


一般歯科や小児歯科、予防歯科などはすでに飽和状態と言っても過言ではありません。しかし、そんな歯科業界の中でもこれから成長が期待できる分野と言われているのが、審美歯科。欧米諸国や韓国ではかなり力を入れている分野で、高額所得を稼ぎ出す歯科医師も多いエリアです。空前の美容ブームになっている日本でも、これから新しい分野に挑戦する歯科医師が増えてくるのではないでしょうか?